東京から転校生してきた小学生の原村和は、同級生の高鴨穏乃と新子憧に誘われて赤土晴絵が開く麻雀教室に通うようになる。クラブでは年上の松実玄とも知り合い、楽しい日々が続いていた。だが、晴絵が実業団からスカウトを受け、麻雀教室は終わりを迎えることに。さらに中学へ進学したあとで和の転校が決まってしまい、かつての仲間が集まることは無くなってしまった。そんな中学3年の夏休みに穏乃がテレビをつけると衝撃が奔る。そこには全国中学生麻雀大会の優勝者として和が写っていた……!麻雀の世界競技人口は数億人、日本国内でも超メジャー競技でプロ雀士も多く、インターハイも開催、その様子は全国中継されるという、地味にトンデモファンタジーな世界観と、現実でのイメージに全くそぐわない可愛い美少女たちが麻雀するというあり得ない設定で一躍有名になった『咲-Saki-』のアナザーストーリー。
前作は09年にアニメ化され一世を風靡しましたが実は自分、その当時は見てませんでした。麻雀知らなかったので……でもくぎゅの『タコス(・∀・)ウマー』くらいはわかるんだじぇ!(相変わらず重症)その後原作を読んで「あれ?麻雀知らなくても面白いじゃん」という事に気づき、今回の視聴に至ったのです。まぁ能力バトルですもんね。という訳で麻雀知らない人にもオススメ。
小学生時代を共に過ごした和と会って遊ぶ(=麻雀する)ために全国を目指す阿知賀女子高校のメンバーを追った本作……と言いたい所ですが、序盤はともかく全国編はぶっちゃけコレ、咲-Saki-千里山編 episode of side-S でいいんじゃね?と思ってしまうくらい園城寺怜無双ですよね(笑)クライマックスの玄ちゃんの空気っぷりと来たら……ドラを抱え込むという点で場に貢献はしてたらしいですが。
TV版は12話で終了、残り3話をweb配信するという化物語・俺妹方式ですが、是非とも阿知賀編として終わることを期待しましょう。というかそもそも準決勝終わるんかいな。
上で原作読んだと言いましたが、実は全国編最後まで読んでません。なので決勝でどうなる?とかは知らないのですが、残りの話数から考えて……ねぇ?……頑張れ阿知賀のみんな!
麻雀知らない方でも楽しめる、と書きましたが、何もそれは麻雀ほっといてキャラ萌えしとけ、という訳ではありませんよ?(笑)麻雀知らなくとも卓を囲む4人の緊張感がビシバシと伝わってくるのが見ていて不思議でならない。各プレイヤーの超能力バトルとも言えるのでただ麻雀の試合を見ているだけとは違う見せ方ができるということなんでしょうね。
とは言っても麻雀のルールに則って進む以上、当然知ってる人の方がより楽しめると思います。登場人物たちも専門用語使ったりしますしね。かくいう自分もこの阿知賀編を見ながら、ルールを勉強して(こちらのサイトがオススメ)ネット麻雀でちょっと打ってみるくらいできるようになりました(笑)いやぁーインターネットってホント便利。おかげでこの咲もより一層楽しめるようになりました。
なんか色々ぐだぐだ書きましたが、もう終わってしまうのが大変惜しい。鬼気迫る試合描写もそうですが、やっぱりみんな可愛いしね。一番可愛いの?灼ちゃんに決まっとる。というか阿知賀メンバーの名前一発変換で出ないよ……玄ちゃんは出たけど。個人的には準決勝入って久々に新井さんボイスを堪能できたのが良かった。すばらっ!
アニメ公式サイト
咲-Saki-阿知賀編 1 (イベント先行購入抽選券付属初回生産仕様) [Blu-ray] by G-Tools |
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