さてこのシリーズも5回目、ついに2年目に入りました。
今年は社会人生活も始まるのでなかなか厳しいかも知れませんが精一杯頑張る所存(必死)
さてさっそく2クールものから。
前半1クール目は煮え切らない主人公・集の言動行動にもやもやスッキリしない印象が続きますが、後半、ヴォイドゲノムの力によって王の座に上り詰め、失墜し、また再び立ち上がる、というストーリー展開は正に王道。前半もあいまって実にカタルシス溢れる展開がたまりません。VIVA厨二。
ヴォイドを使ったバトル描写は、実に美麗に創り上げられていて必見の価値あり。光り輝く流線型エフェクトは男なら誰もが夢見た特殊能力ですよね(?)ヴォイドの種類もまた人によってそれぞれ違った特徴を持っていたのも面白かったですね。
ただ結末はなんだかちょっとスッキリしない終わり方だったかな、といった印象。あのまま集といのりで一緒に……と思ってしまうのですがどうでしょう。なんで集は残されたのか、それが「祈り」だったのでしょうか?
とまぁ色々思うところはありますが、壮大な世界観とキャラクターがとても輝いていた作品でした。ノイタミナにはこれからも期待しています!
繊細なキャラ造形から美麗なバトルアクションまで何から何までがスタイリッシュでオサレ。完成度が異常に高い。時々崩れることもあったけど、これで良く2クールも続いたもんですね。
登場人物たちもテンプレっぽいんだけどどこか一癖二癖あって個性豊かな面々になってるのが面白かったですね。特に主人公のキャラ設定、蛋白な厨二イケメンキャラかと思いきや変なとこで頑固だったり3枚目だったり……作品全体の雰囲気と良く合っていて面白かったですね。
ストーリーに関して。序盤、登場人物たちが自身の内側と向き合いコンプレックスを克服していくという成長物語が、後半で世界の危機とラスボスとの一騎打ちに繋がっていく王道もの。ラストバトルで友情パワー全開+奇跡の合体必殺技で悪をくじくのは、勇者シリーズで育った自分にとってはもはや教科書レベルの熱い展開。ラストバトルの前に1回敗北を期してるとなお良かった。途中、真犯人が転々とする所で、それまで出て来なかった人物がいきなりフィーチャーされだす辺りにちょっとした「?」感が残りますが、なかなか楽しめました。頑張れば1クールで終わった気もしますけど、あの日常枠を外さずに作ったスタッフに感謝したい。あれは必要だって、マジで。
原作ゲームはシリーズ通して手を出したことはなかったので、機会があればやってみたいと思います。
非常に独特なキャラクター勢と、能力の異なる未来日記を駆使する所有者たちの駆け引きが実に面白い。パッと見「雪輝・由乃コンビ最強ぶっちぎりやん」と思うんだけど、他の所有者も自分の日記能力を最大限武器にして戦うのもなかなかの見所。
んで、このヒロインの由乃がね……ガチのヤンデレヒロインなんて久々ですね。んでもってなんかやたらエロい。露出が多い訳ではなくて(時々してんだけど)、こう雪輝に心底陶酔してる感じがこうね、妖艶さを醸しだしてますよね。それでいて結構ピュアだったりするからまた可愛いんだこれが。途中本物だか偽物だかって話が出てきて『実は双子だったのか?』と思ったらね……いや、その発想はなかった。確かに最近の流行りではあるけど……うーむ、そうか、携帯も2台あったもんね……。
あ、ちなみにまだ完結しておりません(あともう1話かな?)。終わったら最後まとめて追加しておこうっと。
(2012/04/16追加)
……全26話という長丁場だったけど、尺、足りなかったんだなぁ、と感じざるを得ない最終回(;・∀・)おそらく3rd世界で由乃のストラップに扮していた1stムルムルが3rd由乃に記憶(と力)を戻して、2nd無の世界に揺蕩う2nd雪輝の元までやってきた、という感動の最終回!……なんでしょうけ、あれだけの表現に留めておくとは……BD/DVDでは未放映話として補完されるのでしょうかね。ぜひとも見たい、その感動の最終回を!
……だってTV版EDじゃCパート見逃すとちょっとした鬱エンドなんだもの。幸せが一番よね。
2009年最大のヒットを飛ばし、ゼロ年代を代表する作品となった『化物語』の続編。本当は『傷物語』が2作目なのだけどそちらは現在劇場版を鋭意製作中とのこと。
原作者の西尾維新氏が「200%趣味で書いた小説」と公言しているように特に趣向を凝らしたストーリーがあるわけではない……かな?物語の背景や謎が少し明るみに出てくるという面白さはありますが。しかし自分も含めて原作を先に読んでいた方々は大変大満足な出来だったのではないでしょうか。
問題はストーリーではないのです。この物語シリーズ最大の特徴とも言っていいキャラクターたちの可愛さとその軽快な掛け合い!西尾維新氏独特の言葉遊びもあいまってこれが本当に楽しい。ガハラさんも、八九寺も、撫子も神原も羽川も、そして今回本編初登場の火憐ちゃんも月火ちゃんも忍もあーもうみんな可愛い。自分の中のアイドルは八九寺で揺るがないのですが、火憐ちゃん月火ちゃんみたいな妹欲しい。歯磨きさせてあげたいよ!俺も忍にミスドを施したいよ!どこに行けばこの直江津に辿りつけますかね。県内のはずなのに……なんという桃源郷。
さぁ今後控える傷物語もそうですが、この物語シリーズ、まだまだ続いていくそうなので、これからも楽しみに待ちたいですね!
この手の青春恋愛ものにおいて、掛け合いの空気感とか登場人物たちの感情の機微の表現は、もう長井監督、最高ですね。SFめいた話が絡んできた時は少し驚きましたが、1年組4人の関係が動き出すきっかけとして上手く働いてますね。三角四角関係の切なさと真っ直ぐさがこう、グーッと伝わってきて甘酸っぱいたらない。ヒロインのイチカ先輩はもちろん、戦いに破れてもなお可愛い柑菜、そして物語を通じて大きく成長した美桜、誰の話もが切なくまた気持ちのいい物語。恋愛要素はないのですが檸檬先輩周りの話もかなり楽しめました。最終話とか特に……MIBの3期って、まさかこれ?(妄想)
さぁそのロボット・ウォクスですが、NISSANデザインだけあって実にカッコ良い。これまでになかった独特の流線型フォルムと変形機構の融合が高いレベルで為されている辺りは流石。飛行形態時は空気抵抗少なくて速そう、でも人型形態時はそれ端っこ折れるんじゃ?って印象でした(笑)しかも第1話緒戦で決め技がジャーマンスープレックスだった時はもうね、『うはっ(゚∀゚)!!』って画面の前で一人変なテンションになってました。
ただ活躍の機会が少なすぎ!途中ウォクスが全く出てこない話が続いたときは「これなんてIS?」と何度思ったことか(2011冬参照)。確かにキャラクター、特にパイロット3人組は皆可愛くて妙に健康的なエロさを兼ね備えているのでそれはそれでいいとも思いましたが……。
件の『鴨川推し』もNHKで取り上げられたりしてましたが、「やり過ぎ」の声も多かったようですね。正直ご当地アニメの作り方としてはあの夏の方に軍配が上がるかな、といった感じ。ご当地やるなら地名連呼するだけじゃなくて、地に足をつけて地域に根ざした話を作らないと不自然さが出ちゃいますよね。宇宙が絡むなら尚更。目指すべきはナディアとか?
何はともあれ、2ndシーズンがあるとのことで、まだまだ明かされてない謎も多いし、ウォクスの肉弾戦闘もまだまだ見足りないですからね、期待しています!
飛行機事故で亡くなった姉夫婦の三人娘を、いち大学生が預かり、1ルームアパートで4人暮らしを始めるというトンデモストーリー。原作のなかじまゆかさん(本作は読んだことなかったんですが、普段大変お世話になってます。特に黒猫の同人はもうゲフンゲフン)の可愛らしい絵を上手く再現したキャラクターデザインには、スタッフ感謝と言わざるを得ない。最近、歳をとったからでしょうかね、こういう家族もの、特に幼い娘が絡んでくる話に滅法弱くて困る。もうね、ひなたんの純真さにやられる。おいたんだえ?ひなだお!(重症)
ただね、トンデモストーリーがトンデモ過ぎてちょっと……と感じてしまいました。まず最初に仲睦まじい家族像が描れていた小鳥遊家に訪れる悲劇。なにも姉夫婦を死ぬことにしなくたっていいじゃない……。あと最終話ですね。参観お遊戯会に両親が来られないことを知り落ち込むひなの前に、裕太・空・美羽を始め、大家さん、お隣さんからロ研のメンバー、商店街のみなさんまで駆けつけての大声援。「ひなちゃんすごーい!パパとママいっぱい!」と友達に言われ満面の笑みを見せるひな。もうね、感動。ハートフルな人のつながり万歳!……と思いきや、結局今の家を引っ越して池袋の姉夫婦宅へ戻るENDっておい!なんだそれ!と突っ込まざるを得ない。意外と原作通りらしいので文句言ってもしょうがないんですが。
とまぁストーリーに若干の不満が残りますが、ラノベらしく個々のキャラクターがとても魅力的な一作でした!
前作、というか原作ゲームの時からそうだったのでしょうが、もうほんっっっっっっとに可愛いいいいいいヒロインたちと主人公のイチャイチャラブラブっぷりの破壊力が尋常ではない。ましてや今期は付き合い始めた後のお話……このアマガミシリーズによって一体何枚の壁が日本から失われたことでしょう。暗躍する壁殴り代行がまさかの敗北に追い込まれるほどの破壊力(詳細はやらおんさんのアマガミまとめでも)。
まぁ個性豊かで可愛いヒロインたちもそうですが、主人公橘さん(敢えてさん付け)の変態紳士ぶりも見所の一つでしょうか。我ら変態視聴者が想像だにしない奇行を妄想する、だけならまだしも実行に移してしまうその力。またヒロインたちが何故かそれを受け入れるっていうね。そのくせ爽やかイケメンぶりも損なわない橘マジック。あーなんか思い出してきたらまた……どこかに紗江ちゃん落ちてないかな……
それにしても最終話ついに美也編かと思ったら、まさかのみゃー主人公。ある意味橘さん攻略に成功したということか……気になる方は是非本編を。
第1話を見た時は『あーこれは凛々蝶さまに(*´Д`)ハァハァしたり貴腐人方がイケメン男性陣たちに(*´Д`)ハァハァしたりしつつ時々訪れる能力バトル描写を華麗に受け流して彼らの日常コメディーを楽しむアニメか』と思っていました。そんな浅薄な自分をお許し下さい、凛々蝶さま……。まさかこんっっっっなに面白くて感動できるアニメだとは!!!!ああああああああああああああああああ来週から凛々蝶たんに会えないよおおおおおおおおおおおおおおおおおお(落ち着け)
凛々蝶さまやかるたちゃんを始めとした超絶可愛らしいキャラクターへの萌えアリ、毎話毎話個性豊かなメンバーが繰り広げる笑いアリ、そして「妖怪の血を引く一族」という特殊性から疎まれ、恐れられ、敬われ、捻くれ、逃げ、戦う彼らの葛藤と人間関係を丁寧に描き出す感動劇アリ、ともはや非の打ち所のない佳作です。こんな後になって紹介しといてなんですが間違いなく今期No.1。最終2話、『先祖返り』故に心に傷と影を負っていた凛々蝶と双熾が、お互いに気づき、惹かれ、通じ合った、あの感動はもぉ!涙腺を熱くさせること請け合い( ;∀;) イイハナシダナー
コメディーライクな日常の描き方も秀逸でした。特に蜻蛉、いや杉田さん、あなたやり過ぎです(※意訳:いいぞもっとやれ)。特にあのED!腹筋ねじ切れるかと思ったわ!EDまでピー音出すな!しかも2度も流すな!!
最後まで作画の乱れもなく、素晴らしいものに作り上げてくれたスタッフに感謝です。是非ともオススメ。どうやら2期もありそうな引きだったので今後にまた超絶期待です。
あーそれにしても凛々蝶さまかわいい。全俺ヒロインランキングの1位に躍り出ました。俺も凛々蝶さまをぎゅっとしてモフモフっとして凛々蝶さまの香りに包まれたい(ドン引き)
神話や伝承に登場するオーパーツ『聖遺物』を歌の力によって励起させることでその力を解放し、人類の敵『ノイズ』と戦う、というなかなか凝った設定。若干凝りすぎて最終話のクリスよろしく、「また訳のわかんないこと言いやがって!」っと突っ込みたくなる時も数々……設定の壮大さから言ったら2クールで丁寧に作っても良かったのかも。もうちょっと練ってほしかったりテンポよくいって欲しいって感じるところがあったしね。
ただストーリーはなかなかの王道展開。ひょんなこと(?)からシンフォギアの力を手に入れた響の成長物語をメイン軸に、翼やクリスの葛藤が描かれたり、ラスボスはやっぱり身内にいたり、1回負けかけるんだけど奇跡のパワーで復活→合体必殺技!とかもうね。いいよね、王道熱血展開。
そもそも企画自体が「『けいおん』や『マクロス』のようにライブ感を持ったアニメの可能性」ってコンセプトで始まったこともあってか、作中に色んな作品へのオマージュが見られるのも面白いです。必殺技にはトップとかエヴァとかマクロスが垣間見えるし、ノイズはなんかウルトラ怪獣みたいだし。戦姫たちが歌いながら肉弾戦で戦うってのは流石の斬新さでしたが。
『歌』をテーマにするだけあって、力強い良い歌が多いのも特徴でしたね。個人的には『逆光のフリューゲル』が一番好きです。高山みなみさんと水樹奈々さんのコラボやばい。サビ部分での脳汁ハンパない。1話でもう聞けないのかな……と思ってたらまさかの最終回ED!!スタッフGJ。
さぁ以上10作、いつも通り盛り沢山なクールでした。
全体の印象としては前期、というか2011年が豊作過ぎなせいか、普通かな?といった感じですが、そんなのはどうでもいいんです。凛々蝶さまに出会えたから(まだ言うか)
春は春でやはり新規アニメが多いですからね、次の3ヶ月もまた忙しくなりそうです(←忙しさをはき違えている)
それにしてもこの3ヶ月に1回のこの定期エントリー、段々と長くなっていっているのは気のせいではないはず……もう少し完結にまとめられるようになるといいよね。それこそtwitterの140字くらいで。でもまぁ迸る情熱がそうさせないのでしょう。ニート月間に突入して拍車がかかってる感がありますね。働き出したらこうもいかないのでしょうか……。
今年は社会人生活も始まるのでなかなか厳しいかも知れませんが精一杯頑張る所存(必死)
さてさっそく2クールものから。
ギルティクラウン
アポカリプスウィルスの発生によってGHQの統治下にある日本。主人公・桜満集はウェブで話題の歌姫・楪いのりと出会う。だが突然現れたGHQの軍隊が彼女を連れ去り、集は残されたシリンダーを手に、ロストクリスマスの惨劇で廃墟となった六本木フォートを目指した。そしてレジスタンス「葬儀社」のリーダー・恙神涯と出会い、遺伝子兵器を巡る戦闘に巻き込まれる。いのりを守るため、その身一つで人型遠隔兵器、エンドレイヴの前に飛び出した集。そのとき彼は右手に、ある能力を得るのだった。これまでのノイタミナとは一線を画し、SF?現代ファンタジー?色全開の本作品。
前半1クール目は煮え切らない主人公・集の言動行動にもやもやスッキリしない印象が続きますが、後半、ヴォイドゲノムの力によって王の座に上り詰め、失墜し、また再び立ち上がる、というストーリー展開は正に王道。前半もあいまって実にカタルシス溢れる展開がたまりません。VIVA厨二。
ヴォイドを使ったバトル描写は、実に美麗に創り上げられていて必見の価値あり。光り輝く流線型エフェクトは男なら誰もが夢見た特殊能力ですよね(?)ヴォイドの種類もまた人によってそれぞれ違った特徴を持っていたのも面白かったですね。
ただ結末はなんだかちょっとスッキリしない終わり方だったかな、といった印象。あのまま集といのりで一緒に……と思ってしまうのですがどうでしょう。なんで集は残されたのか、それが「祈り」だったのでしょうか?
とまぁ色々思うところはありますが、壮大な世界観とキャラクターがとても輝いていた作品でした。ノイタミナにはこれからも期待しています!
Persona4 the ANIMATION
家庭の事情で叔父の住む稲羽市へと越してきた鳴上悠。閑散とした町並み、寂れた商店街、若者たちの集まる大型ショッピングモール、穏やかな時間の流れる田舎町での新生活。しかし転校初日の朝、市内でとある女子アナウンサーの遺体が発見される。町を覆う原因不明の霧と、若者たちの間で囁かれている「マヨナカテレビ」の噂。雨の夜午前0時、消えているテレビをひとりで見ると画面に映るという自分ではない別の人間の正体とは……。スタイリッシュスタンド(≠スタント)アクションアニメ。
繊細なキャラ造形から美麗なバトルアクションまで何から何までがスタイリッシュでオサレ。完成度が異常に高い。時々崩れることもあったけど、これで良く2クールも続いたもんですね。
登場人物たちもテンプレっぽいんだけどどこか一癖二癖あって個性豊かな面々になってるのが面白かったですね。特に主人公のキャラ設定、蛋白な厨二イケメンキャラかと思いきや変なとこで頑固だったり3枚目だったり……作品全体の雰囲気と良く合っていて面白かったですね。
ストーリーに関して。序盤、登場人物たちが自身の内側と向き合いコンプレックスを克服していくという成長物語が、後半で世界の危機とラスボスとの一騎打ちに繋がっていく王道もの。ラストバトルで友情パワー全開+奇跡の合体必殺技で悪をくじくのは、勇者シリーズで育った自分にとってはもはや教科書レベルの熱い展開。ラストバトルの前に1回敗北を期してるとなお良かった。途中、真犯人が転々とする所で、それまで出て来なかった人物がいきなりフィーチャーされだす辺りにちょっとした「?」感が残りますが、なかなか楽しめました。頑張れば1クールで終わった気もしますけど、あの日常枠を外さずに作ったスタッフに感謝したい。あれは必要だって、マジで。
原作ゲームはシリーズ通して手を出したことはなかったので、機会があればやってみたいと思います。
未来日記
友達付き合いをしない天野雪輝は、携帯電話で日記をつけるのが毎日の習慣となっていた。家にかえっても自室にこもり、ひとり空想にふける。そんなある日、いつも通り空想にふける雪輝の前にデウスと名乗る時空を操る神が現れる。未来を予知する未来日記を駆使して、次なる神の座を求めて日記所有者たちがバトルロワイヤルを繰り広げるサバイバルサスペンスストーリー。
非常に独特なキャラクター勢と、能力の異なる未来日記を駆使する所有者たちの駆け引きが実に面白い。パッと見「雪輝・由乃コンビ最強ぶっちぎりやん」と思うんだけど、他の所有者も自分の日記能力を最大限武器にして戦うのもなかなかの見所。
んで、このヒロインの由乃がね……ガチのヤンデレヒロインなんて久々ですね。んでもってなんかやたらエロい。露出が多い訳ではなくて(時々してんだけど)、こう雪輝に心底陶酔してる感じがこうね、妖艶さを醸しだしてますよね。それでいて結構ピュアだったりするからまた可愛いんだこれが。途中本物だか偽物だかって話が出てきて『実は双子だったのか?』と思ったらね……いや、その発想はなかった。確かに最近の流行りではあるけど……うーむ、そうか、携帯も2台あったもんね……。
あ、ちなみにまだ完結しておりません(あともう1話かな?)。終わったら最後まとめて追加しておこうっと。
(2012/04/16追加)
……全26話という長丁場だったけど、尺、足りなかったんだなぁ、と感じざるを得ない最終回(;・∀・)おそらく3rd世界で由乃のストラップに扮していた1stムルムルが3rd由乃に記憶(と力)を戻して、2nd無の世界に揺蕩う2nd雪輝の元までやってきた、という感動の最終回!……なんでしょうけ、あれだけの表現に留めておくとは……BD/DVDでは未放映話として補完されるのでしょうかね。ぜひとも見たい、その感動の最終回を!
……だってTV版EDじゃCパート見逃すとちょっとした鬱エンドなんだもの。幸せが一番よね。
偽物語
「怪異」にとり憑かれた5人の少女と出会い、彼女たちが抱える問題を解決した高校3年生の阿良々木暦。そんな出会いを経てから約1ヶ月後の夏休み、暦が目を醒ましたのはなぜか廃墟の学習塾跡だった……。さぁ冬クールスタート勢はまずはやっぱこれ!
2009年最大のヒットを飛ばし、ゼロ年代を代表する作品となった『化物語』の続編。本当は『傷物語』が2作目なのだけどそちらは現在劇場版を鋭意製作中とのこと。
原作者の西尾維新氏が「200%趣味で書いた小説」と公言しているように特に趣向を凝らしたストーリーがあるわけではない……かな?物語の背景や謎が少し明るみに出てくるという面白さはありますが。しかし自分も含めて原作を先に読んでいた方々は大変大満足な出来だったのではないでしょうか。
問題はストーリーではないのです。この物語シリーズ最大の特徴とも言っていいキャラクターたちの可愛さとその軽快な掛け合い!西尾維新氏独特の言葉遊びもあいまってこれが本当に楽しい。ガハラさんも、八九寺も、撫子も神原も羽川も、そして今回本編初登場の火憐ちゃんも月火ちゃんも忍もあーもうみんな可愛い。自分の中のアイドルは八九寺で揺るがないのですが、火憐ちゃん月火ちゃんみたいな妹欲しい。歯磨きさせてあげたいよ!俺も忍にミスドを施したいよ!どこに行けばこの直江津に辿りつけますかね。県内のはずなのに……なんという桃源郷。
さぁ今後控える傷物語もそうですが、この物語シリーズ、まだまだ続いていくそうなので、これからも楽しみに待ちたいですね!
あの夏で待ってる
高校一年生の霧島海人は、8mmカメラを片手にレンズ越しに見える湖の風景を眺めていた。すると、突然天空から眩い光が差し込み、突風にさらされ、そのまま湖に落ちてしまう。そして次に海人が目を覚ましたのはなぜか自室のふとんの上だった。その日、海人が通う高校の3学年に赤毛の少女、貴月イチカが転入してくる……。我らが長井監督最新作品。
この手の青春恋愛ものにおいて、掛け合いの空気感とか登場人物たちの感情の機微の表現は、もう長井監督、最高ですね。SFめいた話が絡んできた時は少し驚きましたが、1年組4人の関係が動き出すきっかけとして上手く働いてますね。三角四角関係の切なさと真っ直ぐさがこう、グーッと伝わってきて甘酸っぱいたらない。ヒロインのイチカ先輩はもちろん、戦いに破れてもなお可愛い柑菜、そして物語を通じて大きく成長した美桜、誰の話もが切なくまた気持ちのいい物語。恋愛要素はないのですが檸檬先輩周りの話もかなり楽しめました。最終話とか特に……MIBの3期って、まさかこれ?(妄想)
輪廻のラグランジェ
青い海にカモメの舞う千葉県鴨川市。鴨川女子高等学校ジャージ部ただ一人の部員・京乃まどかは、皆の助っ人として今日も大忙し。そんなまどかの前に現れた謎の美少女・ラン。ジャージ部に興味を示しあっさりと入部したランは、同志ができたと感激するまどかに問いかける。「あなた、ロボットに乗れる?」鴨川市による公式バックアップ、あのNISSANによるロボットデザインなど、これまでにない取り組みで話題になったこの『ラグリン』。前回のエントリーで期待していたロボットアニメの1つ。
さぁそのロボット・ウォクスですが、NISSANデザインだけあって実にカッコ良い。これまでになかった独特の流線型フォルムと変形機構の融合が高いレベルで為されている辺りは流石。飛行形態時は空気抵抗少なくて速そう、でも人型形態時はそれ端っこ折れるんじゃ?って印象でした(笑)しかも第1話緒戦で決め技がジャーマンスープレックスだった時はもうね、『うはっ(゚∀゚)!!』って画面の前で一人変なテンションになってました。
ただ活躍の機会が少なすぎ!途中ウォクスが全く出てこない話が続いたときは「これなんてIS?」と何度思ったことか(2011冬参照)。確かにキャラクター、特にパイロット3人組は皆可愛くて妙に健康的なエロさを兼ね備えているのでそれはそれでいいとも思いましたが……。
件の『鴨川推し』もNHKで取り上げられたりしてましたが、「やり過ぎ」の声も多かったようですね。正直ご当地アニメの作り方としてはあの夏の方に軍配が上がるかな、といった感じ。ご当地やるなら地名連呼するだけじゃなくて、地に足をつけて地域に根ざした話を作らないと不自然さが出ちゃいますよね。宇宙が絡むなら尚更。目指すべきはナディアとか?
何はともあれ、2ndシーズンがあるとのことで、まだまだ明かされてない謎も多いし、ウォクスの肉弾戦闘もまだまだ見足りないですからね、期待しています!
パパの言うことを聞きなさい!
同タイトルのライトノベル原作のアニメ。大学入学を機に一人暮らしを始めた瀬川裕太。美人で巨乳の二年生・莱香に惹かれ、路上観察研究会、略してロ研に入部するなど、新生活は順調に思えた。夏のある日、姉の祐理から大事な用事があるからと呼び出され、女手ひとつで育ててくれた姉の頼みを断れずに姉夫婦の家に向かうと、夫婦はそろって不在!かくして祐太は中学生の空、小学生の美羽、保育園児のひなと留守番するはめになる……。
飛行機事故で亡くなった姉夫婦の三人娘を、いち大学生が預かり、1ルームアパートで4人暮らしを始めるというトンデモストーリー。原作のなかじまゆかさん(本作は読んだことなかったんですが、普段大変お世話になってます。特に黒猫の同人はもうゲフンゲフン)の可愛らしい絵を上手く再現したキャラクターデザインには、スタッフ感謝と言わざるを得ない。最近、歳をとったからでしょうかね、こういう家族もの、特に幼い娘が絡んでくる話に滅法弱くて困る。もうね、ひなたんの純真さにやられる。おいたんだえ?ひなだお!(重症)
ただね、トンデモストーリーがトンデモ過ぎてちょっと……と感じてしまいました。まず最初に仲睦まじい家族像が描れていた小鳥遊家に訪れる悲劇。なにも姉夫婦を死ぬことにしなくたっていいじゃない……。あと最終話ですね。参観お遊戯会に両親が来られないことを知り落ち込むひなの前に、裕太・空・美羽を始め、大家さん、お隣さんからロ研のメンバー、商店街のみなさんまで駆けつけての大声援。「ひなちゃんすごーい!パパとママいっぱい!」と友達に言われ満面の笑みを見せるひな。もうね、感動。ハートフルな人のつながり万歳!……と思いきや、結局今の家を引っ越して池袋の姉夫婦宅へ戻るENDっておい!なんだそれ!と突っ込まざるを得ない。意外と原作通りらしいので文句言ってもしょうがないんですが。
とまぁストーリーに若干の不満が残りますが、ラノベらしく個々のキャラクターがとても魅力的な一作でした!
アマガミSS+
(第1話綾辻編あらすじ)2010夏秋放送の第1期に続く第2期。第1期が各ヒロインと主人公・純一が結ばれるまでを描いたものに対して、今期ではそのアフターストーリーを綴っています(約1名を除く笑)。
橘純一と綾辻詞はクリスマスに行われた創設祭をきっかけに付き合い始めることになった。1ヶ月後、輝日東高校では生徒会長選挙が行われ、純一たちのクラスからは詞が立候補することに。選挙には詞の他に3名の立候補者がいる中、副会長候補が発表される。副会長は当選した会長が指名することになっており、詞は純一を指名する。驚く純一だが、さらにもう一人、純一を指名する立候補者が現れた……。
前作、というか原作ゲームの時からそうだったのでしょうが、もうほんっっっっっっとに可愛いいいいいいヒロインたちと主人公のイチャイチャラブラブっぷりの破壊力が尋常ではない。ましてや今期は付き合い始めた後のお話……このアマガミシリーズによって一体何枚の壁が日本から失われたことでしょう。暗躍する壁殴り代行がまさかの敗北に追い込まれるほどの破壊力(詳細はやらおんさんのアマガミまとめでも)。
まぁ個性豊かで可愛いヒロインたちもそうですが、主人公橘さん(敢えてさん付け)の変態紳士ぶりも見所の一つでしょうか。我ら変態視聴者が想像だにしない奇行を妄想する、だけならまだしも実行に移してしまうその力。またヒロインたちが何故かそれを受け入れるっていうね。そのくせ爽やかイケメンぶりも損なわない橘マジック。あーなんか思い出してきたらまた……どこかに紗江ちゃん落ちてないかな……
それにしても最終話ついに美也編かと思ったら、まさかのみゃー主人公。ある意味橘さん攻略に成功したということか……気になる方は是非本編を。
妖狐×僕SS
SS(シークレットサービス)つき最高級マンション「メゾン・ド・章樫(あやかし)」、通称妖館(あやかしかん)。春、入居してきた1人の少女、白鬼院凛々蝶(しらきいんりりちよ)はSSの御狐神双熾(みけつかみそうし)と出会う。『あなたの犬にして下さい』と、異常なまでにつくす双熾。彼は一体?凛々蝶が妖館に来た理由とは?妖怪の血を受け継いだ人間一族、とりわけ始祖の再来とされ非常に強い力を持つ『先祖返り』たちの人間模様を描いた本作。
第1話を見た時は『あーこれは凛々蝶さまに(*´Д`)ハァハァしたり貴腐人方がイケメン男性陣たちに(*´Д`)ハァハァしたりしつつ時々訪れる能力バトル描写を華麗に受け流して彼らの日常コメディーを楽しむアニメか』と思っていました。そんな浅薄な自分をお許し下さい、凛々蝶さま……。まさかこんっっっっなに面白くて感動できるアニメだとは!!!!ああああああああああああああああああ来週から凛々蝶たんに会えないよおおおおおおおおおおおおおおおおおお(落ち着け)
凛々蝶さまやかるたちゃんを始めとした超絶可愛らしいキャラクターへの萌えアリ、毎話毎話個性豊かなメンバーが繰り広げる笑いアリ、そして「妖怪の血を引く一族」という特殊性から疎まれ、恐れられ、敬われ、捻くれ、逃げ、戦う彼らの葛藤と人間関係を丁寧に描き出す感動劇アリ、ともはや非の打ち所のない佳作です。こんな後になって紹介しといてなんですが間違いなく今期No.1。最終2話、『先祖返り』故に心に傷と影を負っていた凛々蝶と双熾が、お互いに気づき、惹かれ、通じ合った、あの感動はもぉ!涙腺を熱くさせること請け合い( ;∀;) イイハナシダナー
コメディーライクな日常の描き方も秀逸でした。特に蜻蛉、いや杉田さん、あなたやり過ぎです(※意訳:いいぞもっとやれ)。特にあのED!腹筋ねじ切れるかと思ったわ!EDまでピー音出すな!しかも2度も流すな!!
最後まで作画の乱れもなく、素晴らしいものに作り上げてくれたスタッフに感謝です。是非ともオススメ。どうやら2期もありそうな引きだったので今後にまた超絶期待です。
あーそれにしても凛々蝶さまかわいい。全俺ヒロインランキングの1位に躍り出ました。俺も凛々蝶さまをぎゅっとしてモフモフっとして凛々蝶さまの香りに包まれたい(ドン引き)
戦姫絶唱シンフォギア
立花響と小日向未来は、この春より私立リディアン音楽院高等科に通うこととなった。憧れのアーティスト・風鳴翼が通うことでも知られるこの学校に通うことは、2人にとって望外の喜びだった。しかし、そのことが大きな運命の転換になろうとは、まだ気づいてはいなかった。特異災害『ノイズ』に対抗しうる唯一の手段『シンフォギアシステム』との出会い、そして『覚醒の鼓動』がすぐそこにまで迫るつつあることを……。人々と地球の平和を守るために戦う女の子アニメ。
神話や伝承に登場するオーパーツ『聖遺物』を歌の力によって励起させることでその力を解放し、人類の敵『ノイズ』と戦う、というなかなか凝った設定。若干凝りすぎて最終話のクリスよろしく、「また訳のわかんないこと言いやがって!」っと突っ込みたくなる時も数々……設定の壮大さから言ったら2クールで丁寧に作っても良かったのかも。もうちょっと練ってほしかったりテンポよくいって欲しいって感じるところがあったしね。
ただストーリーはなかなかの王道展開。ひょんなこと(?)からシンフォギアの力を手に入れた響の成長物語をメイン軸に、翼やクリスの葛藤が描かれたり、ラスボスはやっぱり身内にいたり、1回負けかけるんだけど奇跡のパワーで復活→合体必殺技!とかもうね。いいよね、王道熱血展開。
そもそも企画自体が「『けいおん』や『マクロス』のようにライブ感を持ったアニメの可能性」ってコンセプトで始まったこともあってか、作中に色んな作品へのオマージュが見られるのも面白いです。必殺技にはトップとかエヴァとかマクロスが垣間見えるし、ノイズはなんかウルトラ怪獣みたいだし。戦姫たちが歌いながら肉弾戦で戦うってのは流石の斬新さでしたが。
『歌』をテーマにするだけあって、力強い良い歌が多いのも特徴でしたね。個人的には『逆光のフリューゲル』が一番好きです。高山みなみさんと水樹奈々さんのコラボやばい。サビ部分での脳汁ハンパない。1話でもう聞けないのかな……と思ってたらまさかの最終回ED!!スタッフGJ。
さぁ以上10作、いつも通り盛り沢山なクールでした。
全体の印象としては前期、というか2011年が豊作過ぎなせいか、普通かな?といった感じですが、そんなのはどうでもいいんです。凛々蝶さまに出会えたから(まだ言うか)
春は春でやはり新規アニメが多いですからね、次の3ヶ月もまた忙しくなりそうです(←忙しさをはき違えている)
それにしてもこの3ヶ月に1回のこの定期エントリー、段々と長くなっていっているのは気のせいではないはず……もう少し完結にまとめられるようになるといいよね。それこそtwitterの140字くらいで。でもまぁ迸る情熱がそうさせないのでしょう。ニート月間に突入して拍車がかかってる感がありますね。働き出したらこうもいかないのでしょうか……。
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