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2011/03/27

オープンランカ!映画『劇場版マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』を観て



オープンランカ♪

という訳で見てきました!『劇場版マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』
……しかも2回目(笑)1回目は六本木TOHO、今回は札幌UNITEDで。
今回は2回目ということもあり、事前に『虚空歌姫』(劇場版前作)を予習していたので、1回目の100倍楽しめた気がする。




正直に言えば、ロボット戦闘モノにお決まりの主人公への感情移入とラストバトルのカタルシスはあまり得られません。主人公の境遇に共感出来る人は(一般人の中には)そういないだろうし、ラスボス倒したのは結局主人公じゃないし。そういうのを期待された方にはちょっと不完全燃焼で終わるかも。

ただ本作(劇場版)は、主人公とヒロイン2人の成長物語としては非常に素晴らしい出来上がりになっていると思います。本作のポスターにもあるように、ヒロイン2人にとっては歌は自分を変える『魔法』であり、また『生命』そのものであり……そして主人公の空を飛ぶ理由とその意味……3人がそれぞれに悩み、戦い、自分を捕まんとするその姿に心打たれる人も多いのでは。「あの3人があんなに立派になって……」って感じで、俺みたいにそろそろ子供いてもいいような歳の人間には娘息子が巣立っていくのを見ているかのような……そういう意味では青年世代の方が楽しめるかもしれません。


とまぁ真面目なことを言いましたが、何も考えずに観ても最高に楽しめるのがマクロスF。

ランカちゃんの可愛いこと可愛いこと!『虹いろクマクマ』はステージ・歌ともにらしさ全開の可愛さ。今作はランカステージがメインになっているので全編に渡ってその魅力が発揮されてます。

そしてシェリル。 もう何も言うまい。ラストバトルの『ノーザン・クロス』は全身に鳥肌が走りました。

アルト君もいいパイロットになってまぁ……。TV版では「お前たちは俺の翼だ!」だった(かな?)けど、本作ではどっちかといえば「俺がお前たちの翼だ!」って印象でした。これが彼なりの空を飛ぶ意味なのかもしれません。ホント、傾いてやがった!

途中ランカのライブシーンで歓声が偉い太い声だな、絵では女性も半々なのに……と思ってましたけど、あれ、実際のライブ音源を使ってるのね。どうりで(笑)



と、こんな感じで最高に楽しんだマクロスF。もうこれで最後ですもんね、チャンスがあればもう1回行きたいなぁ。 そういえば観客の7割は女性客でびっくり。今度誰か一緒に行ってくr(ry



あと余談ですが、2つの映画館を比べてみて、六本木TOHOシネマズさんのシートってすごく良いと実感。ゆったり座れて背もたれも頭まであるし、でも傾斜がしっかりついてるので前の人の動きが視界に入らない!オススメです。





追記(2011/11/08)

なにやらGoogle検索で『オープンランカの意味』を調べてる方がたくさんこのページを訪れているようなので自分なりの考えを補足しようかと。

サヨナラノツバサにて、ランカの1stライブ、『虹いろクマクマ』という曲の中で『オープンランカ』という掛け声が使われています。
そのライブのステージ映像をご覧になった方はわかると思いますが、ある種のシンデレラストーリーを描いたものになっています。地味で自分に自身が持てない少女ランカの前に、妖精ランカが現れ、魔法の鍵と『オープンランカ♪』の掛け声で、少女は変身、華やかなドレスを見に纏ったお姫様に。

妖精が現れて魔法で変身させる、というのはあくまで表現で、『乙女心、勇気出して』の歌詞にもあるように、『自分に自身を持って、女の子!あなたは変われるんだよ!』という強いメッセージが見て取れます。だからその想いを胸にしまいこむんじゃなくて『オープンランカ』しましょ?という風に自分は感じました。

ランカ自身が『超時空シンデレラ』としてスターダムを駆け上がっていく存在であることからも、とてもランカらしい可愛い曲になっていると思いますね。


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